「風に向かいながら 革の靴をはいて
肩と肩をぶつけながら~」
の”君をのせて”です。
沢田研二の思いとしては、みんなと一緒に
グループサウンズとして活動したかったようです。
しかし、所属事務所の渡辺プロダクション側は
ソロシンガーで売り出したかった思惑がありました。
そんな本人の気持ちと、事務所との方針との狭間で
葛藤していた時期に”君をのせて”が生まれました。
沢田研二の実質的なソロ・デビュー曲です。
すばらしい曲なのに、沢田研二本人は”君をのせて”が
あまり好きではないようです。
本人の意志とは関係なく作って歌わされたからでしょうか?
そうだとすると、とても残念ですね。
男同士の友情の歌で、個人的には
とても良い曲だと思っています。
題名: 君をのせて
作詞/ 岩谷時子 作曲/ 宮川泰 編曲/ 青木望
歌/ 沢田研二
1971年11月1日発売